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下っ端。
投稿者:
江口
投稿日:2004年 7月20日(火)15時55分33秒
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俺は養成中ライブが一番好きだ。
やりますぅ。とか無限大とか、レギュラーで出ているライブもいろいろあって、出てる本人が素で笑ってしまうほど面白いライブで、出ることが嬉しいし、何より光栄に思ってる。
でもやっぱり、養成中ライブが一番好きなのだ。
理由はただ一つ。
養成中ライブは、形になってないライブだからだ。
俺は養成中ライブにちょっとした思い入れがある。
みなさんは知ってるかな? 我が松竹芸能は、あの吉本興業と肩を並べるほどの歴史があることを。
ではこれは知ってるかな? それほど歴史のある我が松竹芸能の東京支部、つまりいち・もく・さんが所属している東京松竹の『養成所の歴史』はたったの2年半であることを。
いち・もく・さんはオセロの妹分オーディションで受かって東京松竹に所属したから、養成所には入ってない。ちなみにそのオーディションで受かった同期はふゆ〜すと、大阪松竹のJan2のみ。他の合格者はみんな辞めたのさ。
正確にいうと、俺らが受かってから半年後に東京養成所ができた。養成所卒業までの期間は一年間。所属か否かの試験を受け、ライブに出るようになってプラス4ヶ月。
つまり、いち・もく・さんは松竹に入ってから、約2年間後輩がいなかった。
2年間、一番下っ端だったいち・もく・さんが先輩として行っているライブが養成所ライブだ。
だから思い入れがある。成功させたい。形にしたい。一人でも多くお客さんに見てもらいたいって気持ちがある。
どんな組織でもそうだが、土台が強固なものであれば組織は安定する。土台は下っ端が造るものだ。
東京松竹に足りないものは、強い下っ端だ。今は半年ごとに養成所生が入ってくる。養成所生、言い換えれば、『弱い下っ端』だ。
その弱い下っ端が最初に経験するライブ、それが養成中ライブだ。
『だから養成中ライブは面白くない。』上を知ってる客はそう言うかな・・・。
でも俺はこう思う。
『だから養成中ライブは面白い。』弱い下っ端が頑張って頑張って、強い下っ端になろうとする。
形にならないライブに頑張って形をつけて、
笑いのとれないネタに頑張って笑いを足して、
お客の来ないライブに頑張ってお客をよんで、
それで少しでも笑ってくれたら、少しの自信になる。
少しの自信を沢山ためて、強い下っ端になる。
そして、強い下っ端軍団になる。それが今の俺の目標だ。
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